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ひとみいごオススメ「ピアノ奏法の基礎」

◆ひとみいごが  こちらの本に魅かれた理由 ◆

 

「運命の」出会いは…とある日の 某楽器屋でした。

  

ジョセフ・レヴィ―ン 「ピアノ奏法の基礎」

(中村菊子 訳)

全音楽譜出版社

定価 【本体700円+税】


( ・∀・)イイと思われた方は、買うもヨシ。

( ´_ゝ`)´_ゝ`)´_ゝ`)フーンフーンフーンと HPでお勉強するもよし(爆)。

 

・わたしが、この本に魅かれた第一の理由は、

「基礎」の大切さについてです。


基礎がきちんとできていると、
指の独立はもちろん、美しい音色も思いのまま!
スタッカートやレガートの奏法など、表現力の面でも大きく差がでます。

 

 

いちばんたいせつな、基礎がまったくできていないまま、

どんどん先へ進んでいくと

いざ、大曲を弾くようになったときに、

 

躓きどころか、

大きな壁が
まるで
行く手を阻むかのように
立ちはだかる状況を
目の当たりにする時が
やってきます。(。-д-)

 




なぜ、そんなに言い切ることができるのか。

なぜなら、私自身が実際に経験したからです。



あんなにピアノが簡単で、楽しく感じていたのに と、

そんな過去を疑問にさえ思うほど、(同時に、練習をサボっていた時を後悔することになりますが・・)

突然、ある時から「弾けない」という、限界を感じるようになってしまったのです。
(脅しているわけではありません (^_^;)あくまでも私の力不足ですので。)



 スランプの時期は誰にでも訪れますが、

練習しても 練習しても、先が見えない。

何かを掴みたいと思うのに、それが何かが分からない。

まるで、目隠しをして、ゴールの見えないマラソンを永遠に続けているような感覚。



そんな私を見兼ねた先生は、

「前に戻ってみる」というヒントをくださったのです。


一般に 「簡単」「子供向け」とよばれるような曲を譜読みし、

レッスンに持っていきます。

(ちなみに 私のレッスンの場合はシューマンのユーゲントアルバムでした。)


曲のフレーズや曲の構成、調性などを分析し、
強弱、ピアノの音色、左右のバランスなど、
細部まで めいっぱいアンテナを張りめぐらせながら
意識を集中して「美しく」弾くというのです。

なめらかなレガートの難しさという課題にも、その時に直面しました。


指のコントロールがうまくいかないと、
いくら頭の中ではなめらかに歌えても、それが「音」に現れず、
ゴツゴツして機械的な音色や、
不自然なところで突然大きな音が出てしまったりします。



人の指は、1や3の指(親指や中指)は強いので、
無意識に強いタッチになり、


逆に、4や5の指(薬指、小指)は もともと弱くなりがちなので、
指の独立がきちんとできてないと、
リズムが崩れやすくなったり、音が足りない場合があります。


ただ指を楽譜どおりに動かすという「練習」、いえ、
作業」だけを繰り返しても、ピアノは上手になれないのです。


また、たとえ表現したい「心」があったところで(全く無いよりは、まだ良いけれど)
それが音に響かないと、
聴き手の心を揺さぶるような演奏は出来ない
ということです。




「ピアノ奏法の基礎」の書籍も、このレッスンの感覚に近いと思いました。





もちろん、ピアノは趣味で、楽しく弾くだけでも、

十分!音楽を味わうことはできます♪

 

さてさて・・・・


「この曲は簡単」 「この曲はむずかしい」などと、

弾きやすさや、現時点での練習段階のレベルでついつい判断してしまいがちですが、


しかし、ほんとうに「美しく弾こう」「人に聴いてもらおう」「自分が教えよう」

となったときに、


はたして、基礎のあやふやなままで通じるのか・・・・・?

ただ、楽譜を見ながら、楽譜の通りに鍵盤を「ド レ ミ」と叩くようでは、

決して音楽的ではありませんし、ただ正しく鍵盤を弾けばいいというものでもありませんよね。

 


こちらの書籍は、
演奏をもっとより良いものにし、表現力を豊かにするためにも、
きっと 役立つと思います。

 

ひとみいごも、このページをUPしながら…(コラ)
実際に 練習法を少しずつとりいれていますが、

弾きながら 少しでも、
「意識」することと、しないことの差は大きいと 改めて感じさせられます。


反省点もボロボロ出てくるし、

ドキッ とさせられるようなことも 沢山あります。

ぜひ、この機会に、基礎をもう一度見つめなおしてはいかがでしょう。

自信のある方は、再確認といった意味でも良いかもしれません。

このページが あなたの練習や基礎への考え方に、
すこしでも よい刺激になればと思っています。

 




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(「ピアノ奏法の基礎」も含む )

 

 



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